キッズモデルを経験させてみたいとお考えの親御様へ、
キッズモデルの仕事内容や、なるための素養をまとめてみました。

最近では大人だけでなく幼い子供でもファッションに関心を持つ子が増えているため、「キッズモデルになりたい！」というお子さんは多いのではないでしょうか？また、「可愛い我が子を華やかな世界で活躍させてあげたい！」と願う親御さんも多いでしょう。

しかし、一言でキッズモデルといっても、その仕事内容はさまざまです。そのため、実際にはどんな仕事をするのかが気になる方は多いはずです。他にも、自分の子供がキッズモデルに向いているのかも気になるところ。

そこで、この記事ではキッズモデルの仕事内容や必要な素養についてご紹介していきます。もしキッズモデルになることができても、イメージと実際の仕事内容が異なってしまえば、楽しく活動することができないので、これから目指していくのであれば、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

キッズモデルの仕事内容とは？

ここでは、実際にキッズモデルが行っている仕事内容のついてまとめてみました。キッズモデルの仕事は1つではなく、大きく分けて4つに分類されています。モデルとして雑誌やCMに出演する仕事、子役としてテレビ出演する仕事など、仕事の内容はさまざまです。それでは、具体的な仕事内容について、一つひとつ見ていきましょう。

雑誌やカタログへの出演

キッズモデルと言えば雑誌やカタログに出演する仕事を想像される方は多いでしょう。そんな誌面への出演するお仕事ですが、幅広いジャンルでいろんな形のお仕事があるようです。

例えば、入学シーズンになればランドセルのカタログに掲載するモデルの仕事、子供向けのファッションブランドのカタログに掲載するモデルの仕事などがあります。また、最近ではオンラインショップに掲載するモデルのお仕事も増えていると言われています。

また、雑誌やカタログへの出演は、子供向けのものだけでなく、子育てをするお母さん向けの誌面に掲載するモデルの仕事もあります。有名な雑誌だと「ひよこクラブ」「赤ちゃんとママ」などがありますが、それらの誌面にキッズモデルとして登場することも少なくありません。

また、仕事の時間は最長で約5時間にも及ぶことがありますし、屋外での撮影では天候によって中止されることもしばしば。そのため、周囲の大人がモデルとなる子供へのサポートが行われています。

子供向けのチラシやCM出演

キッズモデルなので、当然子供向けのチラシやCM出演などの仕事もあります。七五三のレンタル衣装や記念撮影のサービスといったチラシのモデル、キッズ用品・おもちゃ・お菓子などのCM出演など、このような仕事もキッズモデルの主な仕事の1つです。

また、対象年齢が決められた商品の紹介の場合、その年齢に適したモデルが起用されるようです。ちなみに、このような仕事には演技力は不要なので、経験がない子供でもキッズモデルを務めることができます。

子役としてドラマに出演する

キッズモデルの仕事内容には、子役としてドラマに出演することも含まれています。この場合、連続ドラマではなく再現ドラマでの子役出演となるケースもあるのでしょう。他にも、楽曲のプロモーションビデオへの出演のお仕事もあり、セリフはありませんがエキストラとして出演するそうです。

また、ドラマではありませんが演技を必要とするお仕事として、ミュージカルに出演するという場合もあるようです。こうした演技が求められるお仕事は、芸能事務所に所属している方が巡ってくるチャンスが多いそうですよ！

読者モデルやファッションショーの仕事もある

これまでご紹介したキッズモデルの仕事内容は、芸能事務所に所属していることで受けられる仕事となっています。しかし、事務所に所属していなくても、読者モデルやイベントで行われるファッションショーなどの仕事を受けることができます。

この場合は読者モデルやイベント企画への参加応募が必要ですが、採用されればキッズモデルとして活動することが可能です。どんなものか試しに経験してみたいという場合は、一度応募してみると良いかもしれませんね！

キッズモデルに求められる素養とは？

キッズモデルになるためには、仕事に求められる素養を持った子供が向いていると言われています。つまり、いくら親御さんが我が子をモデルにしたくても、素養がなければ子供にとっては楽しくないことをさせられることになります。

「どうせなら楽しく子供にキッズモデルをさせてあげたい！」というのであれば、以下でご紹介する内容を参考にして、お子さんに該当するかどうかを確かめてみましょう。もし該当するのであれば、あなたのお子さんはキッズモデルの素質を持っているかもしれませんよ！

イメージや流行に合った容姿

モデルと聞くと「可愛い顔」「キレイなスタイル」「手足が長い」など、このようなイメージを持つ方が多いと思います。確かに、可愛くてスタイルの良い子供であれば、モデルとして採用される可能性は高いかもしれません。

しかし、キッズモデルには自然な笑顔や子供らしく楽しそうな表情など、このようなポイントが魅力となります。そのため、容姿が良ければいいということではないようです。ですが、赤ちゃんの場合はムチムチとした体形の子供が採用されやすい、キッズファッション向けのモデルの場合はスレンダーな子供が採用されやすい傾向があります。

これは、商品のイメージに合わせてモデルを採用していることが理由です。つまり、一概に容姿が重要という訳ではありませんが、場合によっては採用に容姿が関係する場合もあるということです。

人前でも自然体でいられる性格

キッズモデルの仕事はどれもカメラを向けられてたくさんの写真を撮られることが非常に多いです。また、周囲にはカメラマンやその他の撮影スタッフなど、大勢の人が滞在しています。

そのため、どれだけの人がいたとしても、常に自然体でいられる性格の子供が向いていると言われています。というのも、子供によっては緊張することで泣きだしてしまうこともありますし、表情がこわばって不自然な表情になってしまうからです。

普段から人と接することが好きで、人前でも堂々としていることができるお子さんであれば、キッズモデルを楽しみながら活躍してくれるかもしれませんね！

キッズモデルは誰でもなれるチャンスがある！

キッズモデルには求められる素養があるとご紹介しましたが、必ずしもお伝えした内容に当てはまる子でなければ採用されないという訳ではありません。最初は緊張して上手くできなくても、徐々に慣れていくことで仕事ができるようになる可能性があります。

また、魅力的な個性を持つ子供はキッズモデルとして採用されることがあるので、どんな子供にもチャンスはあります。読者モデルならチャレンジしやすいお仕事なので、目指しているのであれば一度応募してみてはいかがでしょうか？