声優オーディションでウケのいい自己PRってあるの?

声優になりたい!という夢を叶えるためには、声優オーディションに挑戦するのが近道です。オーディションに合格し、声優事務所に所属することができれば、レッスンを受けることも、そしてその先のデビューにつなげていくことも、決して夢ではなくなります。声優として活躍するための、第一歩と言って良いでしょう。

とはいえ、オーディションに合格するのは決して簡単なことではありません。限られた時間の中で、自分自身の強みや特徴、そして個性などを、相手に正しく届けることが求められます。

オーディションではさまざまな審査が行われますが、その中でも重視されやすいのが「自己PR」です。限られた時間の中で、いったい何をすれば良いの?と悩んだときには、ぜひ以下の情報を参考にしてみてください。声優オーディションでウケの良い自己PR法を紹介します。

声優オーディションで人気の自己PRとは?

声優オーディションで人気の自己PRとは?

声優オーディションでは、自己PRを求められるケースも少なくありません。声優として大切な「声」や「表現力」だけではなく、その人自身がどんな個性を持っているのかは、声優事務所にとって非常に重要なポイントとなります。自己PRは、そうした個性を知るための手掛かりになるというわけですね。

とはいえ、近年声優業界の注目度が高まっていることもあり、オーディションには非常に多くの応募者が集まってきます。オーディションを開催する側としては、一人一人の個性をじっくりと見ているだけの余裕がありません。このため、「30秒~1分」と、時間を区切って自己PRを求められるケースも少なくありません。

このような短い時間に、いったい何ができるのだろう……と悩む方は少なくないでしょう。オーディションで急に言われて、びっくりした!と語る経験者も少なくありません。

しかし、自己PRは自分自身の魅力を自由に伝えられる絶好のチャンスです。無駄にしないよう、しっかりと準備を整えておくことをオススメします。

さて、ここで気になるのが「みんなはいったいどんなことをするの?」という点です。声優オーディションでの自己PRで人気が高いのは、以下のような内容となっています。

  • 朗読する
  • 歌を披露する
  • 演技をする
  • モノマネを披露する
  • 声の使い分け
  • 発声

声優オーディションですから、やはり自身の「声」をアピールする方が多いようです。自分自身が好きな小説の一節を朗読したり、好きな歌を歌ってみたり……。実際にアニメ映画のワンシーンを、自身の演技で再現する方も少なくありません。

また短い時間で披露できる、モノマネも人気の自己PR内容となっています。自分自身が好きなキャラクターを伝えつつ、モノマネを披露すれば、相手の心にも残りやすくなるかもしれません。

あなたの自己PRは?注意するべきポイント3つ

あなたの自己PRは?注意するべきポイント3つ

声優オーディションで自己PRをする場合の目的は、「他者との差別化」です。声優事務所側は、数多くの応募者の中から「他の人とは違う、特別な輝きを秘めている人材」を探そうとしています。つまり「周囲に埋もれない何か」を持っている人を探すために、自己PRをさせるというわけです。

効果的な自己PRを行うためには、注意するべきポイントも少なくありません。3つのポイントを紹介します。

「みんなと同じ」では意味がない

先ほど、「オーディション応募者に人気の自己PR」について紹介しましたが、これらの方法をそのまま取り入れるのには、リスクもあります。なぜなら自己PRは、自分独自の魅力を周囲に向けて発信するために行うもの。もし、人気の自己PR法を選び、多くの人とその内容がかぶってしまったら、審査員の記憶に残るのは難しくなってしまうでしょう。

とはいえ、自己PRの内容として、ある程度できることが限られてきてしまうのも、事実です。だからこそ、そのクオリティーや伝え方に工夫することが大切です。

同じ「歌を歌う」という自己PRであっても、他の応募者よりも圧倒的にうまいのであれば、それは効果的なPRとして成立するでしょう。モノマネを披露するのであれば、「なぜこの人が、こんなモノマネを?」というようなギャップを狙うことで、印象に残りやすくなるかもしれません。

PRする内容は、一つだけ

「自己PRをしてみて」と言われたときに、自身の魅力を余すことなく伝えるため、「あれもこれも」と欲張ってしまう方もいます。アピールできる点は多い方が良い!と思ってしまいがちですが、自己PRの場では逆効果になってしまいます。

アピールする内容がいくつもあると、審査員の印象は分散してしまいます。結局のところどんな人だったのか、わからなくなってしまうことも十分に考えられます。

だからこそ、自己PRでアピールする点は、一つに絞り込んでおきましょう。自分にとって、一番自信を持てるポイントを、短時間でも濃く伝えていくことが大切です。

嘘はつかないこと

オーディションの自己PRにおいては、「何か審査員の心に残ることをしなくちゃ!」と考えるのも当然のことだと言えるでしょう。確かにそれは、真実です。心に残ることができなければ、オーディションに残ることは難しくなってしまいます。

そうはいっても、審査員の心をつかむために、嘘の特技をアピールするのは辞めた方が賢明です。好きではないことをアピールのために好きといったり、できないことをできると言ったり……。残念ながらこうした嘘は、いつか必ずバレてしまいます。実際に嘘であったことが露呈した際には、自身の信用を失うことになるでしょう。

オーディションの場では、「じゃあそれをやってみて」と言われることも少なくありません。嘘はつかずに、ありのままの自分で勝負できるよう意識してみてください。

臨機応変な対応も大事

臨機応変な対応も大事

オーディションの現場では、何が起きるかわからないという側面もあります。たとえば、

  • 3分のはずだった自己PRが、時間の都合で30秒に短縮された
  • 自分の直前の参加者が、全く同じ自己PRをした
  • 審査員から、特技の詳細についてまで、鋭く突っ込まれた

など、さまざまな状況が考えられるでしょう。オーディションの現場においては、こうした突発的な事象に対して、臨機応変な対応ができるかどうかも、重要なチェックポイントの一つとなっています。

3分の予定が30秒に短縮されたら、自身の自己PRの中から、もっとも相手の心に刺さる部分だけを抜き出して伝える必要があります。

自分が用意してきた自己PRが、他の応募者とかぶっていたら、より印象に残る形でアレンジすることが求められるでしょう。

審査員から鋭い突っ込みを受けたときには、やはりその場で、自分自身の魅力をより一層伝えられるよう努力する必要があります。

「事前準備と違ったからできない」というのは、オーディションの現場において非常にもったいないことです。事前準備を整えることが大切ですが、突発的な事態にもきちんと対応できるよう、度胸を身につけていくことも非常に重要なポイントとなります。

臨機応変な対応力は、「数多くのオーディションに参加することで、初めて身につけられる」という一面もあります。まずは参加し、周囲の人の自己PRを見てみることも勉強になるのではないでしょうか。

何はともあれ、まずはオーディションに参加してみよう!

声優事務所に所属するための声優オーディションでは、さまざまな側面から、自分自身の魅力をアピールするよう求められます。オーディション主催者側に、その内容が定められているポイントもあれば、自己PRのように、応募者の自由に任せられるポイントも少なくありません。

「自分の自由にやってみて」と言われると、何をどうアピールすれば良いのか、かえって悩んでしまう!という気持ちも、よくわかります。オーディションに参加した経験が少なければ少ないほど、こうした悩みは深くなっていってしまうでしょう。

どんなことをやれば効果的なのか、また自分の魅力を伝えられるのかは、実際にオーディションに参加することで、見えてくるポイントでもあります。あれこれと悩む前に、まずは一度、勇気を出して参加してみる!というのも、効果的な方法です。

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