芸能オーディション合格のための自己PRの書き方

華やかな世界を夢見て、日々オーディションに全力で取り組んでいる方もいるでしょう。もしかしたら、「まだ漠然とした思いだけど、芸能オーディションに興味がある!」なんて方もいるのかもしれませんね。

芸能事務所に所属したり、芸能スクールで学んだりするために、「まず芸能オーディションに挑戦する」というのは、効率の良い方法です。そして「その先」へと進んでいくため、ぜひ「合格」をつかみ取りたいところです。

芸能オーディション合格への道は、まず書類審査を突破するところからスタートします。そのためのコツやテクニックを紹介するので、今後の参考にしてみてください。

芸能オーディション、書類審査の意味とチェックされる項目とは?

芸能オーディション、書類審査の意味とチェックされる項目とは?

現在活躍している芸能人たちの中には、オーディションをきっかけにして芸能界に飛び込んだ方も少なくありません。スカウトとは違って、自分の魅力を実際に見てもらい、直接訴えかけることができるのが、オーディションの魅力! 誰にでもチャンスがあるという意味で、非常に効率よく芸能界を目指せるルートと言えるでしょう。 しかし芸能オーディションで自身の魅力を直接伝えるためには、まず「書類審査」を突破しなくてはいけません。実はこの書類審査を突破できずに、「オーディションは難しい!」と感じている方も、少なくないのが現実です。

その人自身が放つ魅力が重視される芸能オーディションにおいて、書類審査が行われるのは、会場審査の対象者を調整するためです。応募人数が非常に多ければ、その一人一人を芸能事務所スタッフが面接するのは難しくなってしまいます。また参加人数が少ない場合、大きな会場を用意するのは無駄になってしまいます。 応募者が多い場合でも少ない場合でも、「書類審査」は事務所側にとって重要な意味を持っているのですね。

注目度が高く人気のオーディションの場合、ほとんどのケースで「会場審査に進める応募者を見極めるため」という目的で、書類審査は行われています。書類審査の段階で、「この人に会ってみたい。どんな魅力があるのか、もっと知ってみたい」と思わせることができなければ、永遠に書類審査を突破することはできないのです。

「面接に自信があるから、書類審査は適当でも大丈夫!」と油断するのは禁物です。書類で伝えられる情報は、ごく僅かだからこそ、「どうすればより効果的に伝えられるのか」という点を、真剣に考え、対策を行う必要があるでしょう。

履歴書の難関! 自己PRの書き方のコツ

履歴書の難関! 自己PRの書き方のコツ

書類審査で用意する書類といえば、ずばり「履歴書」です。自身のこれまでの履歴と共に、求められるのが「自己PRの記入」なのです。

きちんとPRしなければいけないのはわかっていても、「どうPRすれば良いのかわからない」「どんなPRが効果的なのかわからない」など、悩みや不安を抱える方は決して少なくありません。自己PRの書き方は、事前に勉強しておきましょう。

まずは自己PRの目的を把握

自己PRを上手に書くためには、「相手がそこに何を求めているのか」を理解しなければいけません。新たな人材を求める芸能事務所にとって、「相手がどんな人なのか」を知りたいと思うのは当然のこと。また「この人を採用したら、どんなメリットがあるのか」を知りたいのです。

これに応えるのが、正しい自己PRの形となります。相手にとって「この人が必要だ」と思える情報を提供しましょう。

PRするポイントは絞り込もう

自己PRは、「広く浅く」ではなく、ポイントを絞り込んでしっかりと伝える方が効果的です。「この人に会ってみたいな」と思わせられるような、意外性のあるポイントを選ぶのも良いでしょう。もし、その趣味や資格について、人に伝えやすい実績があるなら、必ず書き添えるようにします。

「自分にはPRできるようなポイントがない」と思ったときでも大丈夫です。これから作るのも良いですし、これまでの経験を挙げ、自身がどのように感じ・成長してきたのかを伝え、自分という人間についてアピールするのもオススメです。

前向きさと具体性を意識して

自己PRにおいて大切なのは、「前向きさ」です。「ネガティブな姿勢」を個性として捉えられることもありますが、これは極めて稀な事例です。芸能事務所としては、これから一緒に頑張っていこうという新人を選ぶわけですから、オーディションに対して前向きな姿勢を持ち、積極的に努力できる人の方が、好印象につながりやすいです。

また自己PRを書くときに、ついやってしまいがちなのが「私は○○な人間だと思われます」や「△△かもしれません」という、抽象的なフレーズの使用です。このような文章は、相手に自信がない印象を与えてしまうもの。しっかりと言い切ることを意識すると共に、内容は具体的に伝えるようにします。単純に「特技は料理」と伝えるよりも、「特技は料理で、中でも南アフリカの代表料理『ポイキ』が得意です」と記載した方が、自身の魅力を伝えやすくなりますし、興味を抱いてもらいやすくなるでしょう。こうしたテクニックも駆使してみてくださいね。

文章は長くなりすぎないように

自己PRに「あれもこれも書いて熱意を伝えたい!」という思う気持ちもわかりますが、あまり長すぎる自己PRを用意しても、相手の心をつかめる可能性は低いです。「もうお腹いっぱいで、読みたくない」と思われてしまえば、元も子もありません。また「もうこの人のことはわかったから、わざわざ面接をする必要はない」と思われる可能性もあるでしょう。

自己PRには、一から十まで全てを書く必要はありません。いわば書類審査は、面接を行う「きっかけ」の一つです。文章で伝えきれなかった部分は、面接時に言葉で伝えればOKです。その方が、面接におけるアピール度もアップすることでしょう。

出来上がった自己PRは、チェックしてもらうのもオススメ

芸能事務所オーディションに効果的な自己PRを書くためには、一度自分で書いたものを、ほかの人にチェックしてもらうのもオススメです。

自己PRでどんなポイントをアピールするのかには、それぞれの個性が現れます。自分としては「これがベスト!」と思っていても、実はほかの人から見ると、「もっとココをアピールすれば良いのに」と思われている可能性もあるでしょう。

優れた自己PRを書くための最大のコツは、「審査員になったつもりで、その内容が心に刺さるかどうかを判断すること」です。しかし応募者の立場で、これができる方は決して多くはありません。自分が書いた内容を冷静に判断することは、非常に難しいからです。

しかし「人の書いた文章」であれば、その難易度はぐっと下がります。自分がよく知る身近な相手のことであれば、なおのことだと言えるでしょう。

「この人なら、自分の魅力を一番知ってくれている!」と自信を持って言える人に、ぜひ「添削」をお願いしてみてください。さまざまな工夫をしながら、より魅力的な履歴書、そして自己PRを作ることにつながるでしょう。

まずは「書いてみる」ことからスタートしましょう

まずは「書いてみる」ことからスタートしましょう

芸能オーディションに挑戦!と聞くと、はじめはドキドキするかもしれませんね。書類審査用の自己PRと聞いても……「いったい何を書けばよいのやら」という悩みを抱く方も多いものです。

自己PRを書くということは、自分自身の中に眠っている魅力や可能性と、今一度しっかりと向き合うということでもあります。自身の魅力を自分で知っていなければ、それを周囲に伝えることは困難になってしまいます。そうした意味では、「自己PRについて考える」ということは、大きな夢を叶えるための第一歩だとも言えるでしょう。

自己PRで悩んだときには、「とにかくまず、指定の用紙を用意して、書き始めてみる」のがオススメです。もちろん最初から、「完璧に仕上げよう」と思う必要はありません。「とりあえず書く」という作業を行う中で、見えてくるポイントも多くあります。「もっと○○を入れたい!」「ここのところは必要ないだろう」なんて、内容に関する見直しも進めていけることでしょう。

芸能オーディションは、「よし!」と思い切ってスタートしてみることが、何よりも重要なポイントとなります。ぜひ挑戦してみてください。

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