オーディションに合格するために大切なこと

芸能事務所に所属して、俳優やタレント、歌手や声優として活躍していくためには、まず「芸能オーディションを突破する!」というのが非常に重要なポイントとなります。芸能オーディションに合格したからと言って、すぐにすべての道が開けるというわけではありませんが、芸能スクールでレッスンを受けたり、芸能事務所に売り出してもらえたりと、さまざまなチャンスを手にすることができるでしょう。

とはいえ、「初めての芸能オーディションで、何をどう頑張れば良いのかわからない」という方や、「これまでに何度も芸能オーディションに挑戦しているけれど、なかなか合格できない」なんて方もいるのではないでしょうか。

オーディション合格は、夢に近付くための第一歩! そこで今回は、芸能オーディションを受けるにあたって大切なポイントを3つ紹介します。オーディションについて悩んだときには、ぜひ参考にしてみてください。

自分の個性を理解する

自分の個性を理解する

芸能オーディションを突破するために、もっとも重要なのは「自分らしさ」、つまりは「個性」です。特に芸能事務所に所属するためのオーディションでは、「他の人とは何かが違う」と、事務所側の人間に印象付けることが大切なのです。

芸能事務所にとって、オーディションを開催する目的は、「これから先の時代において、周囲を魅了し、事務所全体を盛り上げてくれるような働きを期待できる人」を探すという点にあります。

「みんなと同じ」という印象しか抱けない場合、「周囲を魅了してどんどん仕事をする」という目的を達成することは難しいでしょう。だからこそオーディションでは、「他の人とは違う個性をアピールできる子」「何もアピールしていないつもりでも、存在そのものが個性的で、目が離せなくなるような魅力に満ちあふれている子」が選ばれやすくなります。

こうした個性が際立っている子は、事務所としても「これからどんな方向に伸ばしていくのか」「どんな仕事をさせれば、この先成長していくのか」というプランを作りやすくなります。積極的な売り出しも期待できるのかもしれませんね。

ただし注意が必要なのは、「オーディション用に無理矢理作り出した個性では、あまり意味がない」という点です。

「オーディションだから、とにかく注目を集めた者勝ち!」と考えるのは危険です。オーディションでアピールされた個性が「本来の自分らしさ」であるのか、それとも「オーディション用に作られた個性なのか」という点について、プロはしっかりと見極めています。

オーディションの内容によっても変わってきますが、参加する人の「あざとさ」が伝わるようでは、突破は難しくなってしまうかもしれません。

オーディションの難しい点は、「エントリーのための書類」や「質疑応答やカメラテスト、面接」など、ごく限られた時間の中で、魅力的な「自分らしさ」を伝えなければならないというところにあります。

「普段の自分を見てもらえれば、絶対に合格できるのに……」なんて自信を持っている場合でも、オーディションでそれを伝えられなければ意味がありません。

オーディションで「自分らしさ」をアピールするためには、「ありのままの自分」を大切にしながらも、やはりオーディションのために念入りな準備を進めていくことが大切です。自分自身の魅力はどこにあるのか、そしてその魅力は、どうすれば相手に伝えられるのか、オーディションの前には改めて考えてみると、オーディション突破の可能性を広げられるでしょう。

自信を持った振る舞い

自信を持った振る舞い

芸能オーディションに合格するためには、周囲に飲まれないことも重要なポイントとなります。オーディションでは、ライバルの様子を目にする機会も多いはずです。自分よりも魅力的な外見・キャラクターを持っているライバルに対して、「私なんか絶対に選ばれない……」と、自信を喪失してしまうこともあるかもしれません。

しかし、それぞれが持つ魅力を判断するのは、オーディションを開催している側の人間です。どこにどう注目して合格者を決定するのかは、オーディションが終了するまでわからないのです。

重要なのは、「周囲の人間が発するオーラに飲まれて、おどおどしてしまう人」や「自分らしい魅力を表現できなくなってしまう人」は、オーディションを突破するのは難しくなってしまうということです。

芸能オーディションに合格した後は、芸能スクールなどでレッスンを積みながら、さまざまなチャンスをつかめるよう、より具体的な努力をスタートしていくことになります。

もちろんその過程においては、芸能界で活躍する素敵な方々と出会うこともあるでしょう。そのたびに自信を喪失し、自分らしさを出せなくなってしまっては、本格的な活動は難しくなってしまいます。

芸能オーディションにおいては、自信を持って堂々と振る舞うことが大切です。どのような場所であっても、その雰囲気にのまれずに、落ち着いて自身の魅力をイキイキと表現することができれば、「この子はいいな」なんてイメージにもつながりやすくなるでしょう。

「なかなか自分に自信が持てない」という場合には、ぜひ自分自身の強みを見つけ、「これだったら誰にも負けない!」とアピールしてみてくださいね。オーディションでは緊張しがちなものですが、堂々とした自己表現につながるはずです。

落ちてしまっても素早く切り替える

落ちてしまっても素早く切り替える

芸能オーディションは、一から十まで念入りに準備を整えたとしても、「100%合格できる」というわけではありません。応募者の魅力を判断するのは、オーディションを開催する側の人間です。また開催されるオーディションによって、求められる人材には違いがあるためです。つまりは「オーディションという限られた時間の中でも、充分に自分らしさを表現できていた」としても、オーディション開催母体との相性によっては「落ちる」こともあるということ。残念ながら不合格になったとしても、後ろ向きになり過ぎるのはおすすめできません。

それよりも、「次のオーディションがあるから、また頑張ろう!」と気持ちを切り替えるのがオススメです。

「不合格」というネガティブな気持ちを引きずらずに、また一から自分の魅力を伝えることができるでしょう。オーディションとの相性によっては、合格できるものも出てくるかもしれません。

またオーディションには、魅力の伝え方やアピールの仕方について、ある程度のコツがあるのも事実です。オーディションへの参加回数が増えるにつれて、こうしたコツは徐々に自分の中に蓄積されていくはずです。

合格を狙っていたオーディションで「不合格」と判断されてしまうのは、非常に辛く悲しいことです。もしかしたら、「この先どうしよう」と途方に暮れてしまうこともあるかもしれません。

しかし「不合格」の経験も、決して無駄にはなりません。この先、より魅力的なオーディションに突破するための礎として、前向きにとらえてみてくださいね。そんなポジティブな気持ちが、次へとつながるモチベーションとなるはずです。

オーディションに合格したいと思ったら

芸能オーディションは、数多く開催されています。いろいろな準備やコツもありますが、まずは一度「受けてみる」というのもおすすめの方法です。実際の会場の雰囲気や、一緒にオーディションを受けるライバルたちの様子から、刺激も多く受けられるでしょう。

オーディションを突破するために大切なのは、何よりも「自分らしい魅力」を伝えるということです。オーディションでしっかりと魅力を伝えることができ、またオーディション開催側もそれを受け止めてくれるとしたら、その後の活動もスムーズに進むことが予想されます。

ただこちらは、芸能オーディションを開催する事務所側との相性もあります。「一度受けてダメだった」としても、すぐに諦める必要はありません。自身の魅力をさらに伝えられるよう、努力を重ねる必要はあるかもしれませんが、オーディション回数を重ねることで自分の魅力をわかってくれる事務所に出会える可能性も高まるはずです。

参加できる芸能オーディションの数は、若い世代の方が多いという特徴があります。「芸能界に興味がある」と感じたら、早めに最初の一歩を踏み出すことで、より多くのチャンスを得ることができるでしょう。

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