オーディション写真を撮る際のコツとテクニック

俳優や歌手、アイドルを目指すなら、欠かせないのがオーディション突破です。芸能人としてデビューするためのオーディションには、さまざまな種類がありますが、その中でも芸能事務所に所属するための芸能オーディションは、特に人気です。

人気が高いオーディションは当然注目度も高く、多くのライバルたちの中で自分の個性をアピールする必要があります。そのための第一歩になるのが、書類選考時に送付する写真ですよね。

オーディションにおいては、非常に重要視される写真。写りが悪ければ即不合格!といった噂もありますが、具体的にどのように撮影し、準備するのがベストなのでしょうか。オーディションで使う写真撮影のコツやテクニック、注意点を紹介していきます。

オーディション写真の種類と重視される理由について

オーディション写真の種類と重視される理由について

ほとんどのオーディションでは、書類選考が行われます。この審査を突破できた人だけが、実際に審査員の前でパフォーマンスをしたり、面接を受けたりすることが許可されます。

芸能界で活躍するためには、やはりビジュアル面が評価されるケースも多いもの。それだけが全てではないとはいえ、周囲の人に好感を抱かれやすく、また事務所が求めているイメージに合致しているかどうかは、非常に重要なポイントとなります。

限られた情報の中からこれらを見極めるために、写真は欠かせない情報源だと言えるでしょう。だからこそ、写真うつりが悪かったり、明らかに手を抜いたような写真だったりすると、書類選考を突破するのは難しくなってしまいます。

オーディションで求められる写真の種類は以下の2つです。

  • ・バストアップ写真
  • ・全身写真

バストアップ写真は上半身を写した写真で、顔の印象がわかりやすいという特徴があります。一方全身写真は、全体のスタイルをチェックするための情報源となります。

それぞれきちんと意味があって設定されているものなので、「どちらか一方のみを送付すれば良いだろう」など、勝手に決めつけ、行動するのはNGです。

オーディション写真の撮影方法のコツ5つ

オーディション写真の撮影方法のコツ5つ

では次は、オーディション写真を撮影する際のコツについて紹介していきます。5つのポイントを意識しながら、自分の魅力を相手に届けられるベストな写真を生み出しましょう。

セルフで難しければプロに依頼しよう

オーディション写真撮影で、まず悩みがちなのが「セルフ撮影」と「プロによる撮影」の、どちらを選ぶのかという点です。

いつでも手軽に撮影できるのがセルフ撮影の魅力ですが、実際にやってみると難しいことも多いものです。プロに依頼をすれば、自分の状態を整えることに集中でき、美しい写真も用意しやすくなります。

多少コストはかかりますが、メリットも大きくなるでしょう。まずは自分で挑戦してみて、難しいようであればプロに依頼し、スタジオで撮影してもらう方法も検討してみてください。プロのテクニックで、合格へと近づけるのかもしれません。

自然光が差し込む場所での撮影がオススメ

オーディション用の写真は、どこで撮影するのかによっても、その印象は大きく変わってきます。自然で柔らかな印象に仕上げたいときには、自然光が差し込む場所を選択するのがオススメです。できるだけシンプルな背景の前で、自分の情報を伝えやすくしましょう。

特別なルールが設定されていなければ、屋外で撮影した写真をオーディション用写真として利用することも可能です。

ただしこの場合も、重要なのは「自分自身の情報をしっかりと伝える」ということです。周辺の天候や状況によっては、屋内で撮影する写真よりもコンディションが悪くなることも予想されます。穏やかな晴れた日の昼間を狙って撮影するのがオススメです。

自分をよく見せようと頑張り過ぎるのはNG

オーディション用の写真は、どんな写真を選択するのかによって、一次審査の合否が決まると言っても過言ではありません。「自分の魅力をしっかりと伝えたい!」という思いから、頑張り過ぎてしまう方もいるのではないでしょうか。

とはいえ審査員が写真チェックで重視しているのは、「これから活躍していくために、どのような素材を持っているのか」という点です。つまり審査員は、現在の写真に対して想像力を発揮し、将来の輝きを予測することになります。

「完成度が高い写真を送付したい!」と思う気持ちもわかりますが、普段の自分の姿からかけ離れた姿であると、この審査員の想像力を邪魔する原因にもなりかねません。頑張り過ぎるのではなく、ナチュラルな自分自身の魅力を最大限伝えられるよう、努力してみてください。

指定されたルールは守ろう

オーディションに参加する際には、社会人としての常識が身についていることは、合格のための最低条件となっています。写真撮影から応募までにおいても、指定されたルールはきちんと守ることを徹底しましょう。

ルールから多少外れても、自分の魅力が伝わればそれで良いと考える方もいるかもしれませんが、オーディションの段階からルールを守れない人と、「一緒に仕事がしたい」と考える事務所はまれでしょう。

オーディション参加時には募集要項をしっかりとチェックし、ルールを守って写真を準備してください。

オーディションのイメージに合わせてセルフプロデュースを!

オーディションで用意する写真は、自分自身の情報を相手に伝えるための重要なツールです。やりすぎは禁物ですが、オーディションの雰囲気に合わせて、適切なセルフプロデュースを行うことは重要なテクニックとなります。

セルフプロデュースが上手い人は、ただそれだけで合格の可能性がアップします。ぜひ意識してみてください。

オーディションの写真撮影、NG行為も知っておこう

オーディションの写真撮影においては、いくつかNG行為も存在しています。具体的にどのような行為を行うと、不合格になる可能性が高まってしまうのでしょうか。以下の行為に注意しましょう。

  • ・濃いメイクをする
  • ・友人や知人と写っている写真を選ぶ
  • ・スタイルや顔立ちが分かりにくい
  • ・過度な加工を施す

オーディション用の写真は、その人の顔立ちやスタイルをチェックするためのものですから、これらが分かりづらい写真は論外です。洋服や髪型にも、細心の注意を払ってください。

また「この前友だちと一緒に撮影した写真が可愛かったから、これで応募しよう!」と考えるのもNGです。流用された写真を見た審査員は、「やる気がないのでは……」と感じてしまいます。積極的に合格させようとは思わないでしょう。

近年では、SNSに投稿する写真などは「加工が前提」という方も多いかもしれません。しかしオーディション写真において、これは厳禁です。自分自身の印象が変わってしまうような大げさな加工は、避けた方が無難です。

これらのNG行為は、ついついやってしまいがちなもの。事前にしっかりと頭に入れて、無駄な失敗をしないよう注意してください。

オーディションは写真から準備

オーディションは写真から準備

オーディションに参加するのであれば、まず写真の準備からスタートしましょう。オーディションの審査員は、非常に多くの応募書類に目を通しています。その中で、自分の魅力に目を留めてもらうというのは、決して簡単なことではありません。実際に、オーディション用の写真が原因で、なかなか一次審査を通過できない!なんて方も多くいるのです。

オーディションで直接自分の魅力を伝えるためには、まず書類審査を突破しなくてはいけません。そのためには、自分の魅力を存分に伝えてくれる、素敵な写真を用意しましょう。

オーディション用の写真は、自分で撮影することも可能ですが、プロにお願いするのもオススメです。自分らしい自然な表情を捉え、品質の良い写真へと仕上げてくれることでしょう。少しコストはかかりますが、オーディション突破のための先行投資と捉えるのがオススメです。

また写真撮影時には、自然な形でセルフプロデュースを行うのも重要なポイントです。自分自身の魅力や強みを、どうすればより効果的に伝えられるのか、写真撮影時にはしっかりと検討してみてくださいね。

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