開催可能?芸能オーディションのコロナウイルス対策を解説

開催可能?芸能オーディションのコロナウイルス対策を解説

2020年はコロナウイルスで、社会的に大きな変化を求められた年でした。多くの会社は出勤をやめリモートワークを取り入れたり、ショッピングもオンラインで行ったりと、生活は激変。芸能オーディションについても、例に漏れず、コロナウイルス対策で変化を求められています。そこで、今回は、芸能オーディションのコロナウイルス対策を解説。そもそも開催されているのかも含めて、ご紹介していきます。

現状はどうなっている?

芸能オーディションをオンラインで開催しているところもあれば、リアルで開催しているところもあります。全国には多くの芸能事務所があるため、場所によっても対応は異なっているようです。しかし、都心であれば、コロナの感染拡大を受けて、密室での複数人のオーディションはリスクがあります。そのため、オンラインで開催したり、フェイスシールドや消毒液、換気などを徹底してリアルで開催したりすることとも。元々、遠方の人に対して、オンラインでオーディションを行うことはありました。そのため、オンラインは特に珍しいものではありません。

事務所ごとの取り組みを見ていこう

大手芸能事務所が実際にどのようなコロナ対策をしているのか?気になりますよね。そこで、複数の事務所の取り組みをここではご紹介させていただきます。

松竹芸能の取り組み

まずは、大手芸能事務所である松竹芸能からご紹介します。緊急事態宣言が出る4月の時点で、松竹芸能は面談やオーディションをビデオ会議に切り替えました。元々は対面でオーディションを行っていましたが、コロナの影響でやり方を180度転換。遠方から参加する人も交通費をかけることなく、感染リスクも抑えてオーディションに参加できるようになりました。これはこれで、コロナが落ち着いた後も、継続されていくかもしれませんね。

また、タレントや子役を育成する養成所の面接に関しても、オンラインに切り替わっています。

宝映テレビプロダクションの取り組み

宝映テレビプロダクションは、新型コロナウイルス対策として、さまざまな取り組みを行っています。例えば、アルコールスプレーや消毒液の常備、事務所受付にアクリル板を設置、稽古場の換気などです。

プロダクション・エース演技研究所の取り組み

東京に拠点を置く、プロダクション・エース演技研究所では、オンラインではなく会社にて面接を行っています。コロナ対策としては、『3密回避』『フィジカルディスタンス』に留意。その他、換気や消毒用品・飛沫防止用ビニール版の設置など、コロナ感染対策を実施しながら、オーディションを行っています。1次審査では、まず書類を送ります。面談は2次審査からで、その際に実技も評価の対象となっています。

YOUボイスの取り組み

キッズの声優養成所であるYOUボイスでは、コロナ対策としてオンラインレッスンを開催しています。対象は5歳〜中学3年生まで。参加は無料です。審査はZoomを使って行いますので、パソコンやスマホのご用意をお忘れなく。オンラインなら安心して参加できますね。

Watanabe Educationの取り組み

Watanabe Educationは、スマホで簡単に参加できるオンラインオーディションを開催しています。参加は無料、Zoomで気軽に楽々参加。大体2時間ほど面接をするようです。ワタナベエンターテイメントは、芸能事務所としても有名。知らない人は少ないのではないでしょうか?小学校3年生から29歳という縛りはありますが、年齢制限に引っかからない人は挑戦してみる価値はあるでしょう。お笑い、歌手、タレントなど、さまざまな職種を募集しています。

オンラインオーディションはどう進むのか?

ワタナベエンターテイメントのオンラインオーディションを参考に、審査内容を確認していきましょう。

自己PR

オンラインオーディションは、Zoomなどのアプリを使って開催されます。まずはお手元にiPhoneやAndroidなどのスマホを用意しておく必要があります。ビデオ通話となるため、お互いの顔は見えますが、細かい雰囲気などはなかなか伝わりません。画面越しでも、積極的に自分をPRしましょう。

実技審査

次に実技審査があります。例えば俳優や女優の場合は、セリフ課題が与えられます。お笑いなら、持ちネタを披露。歌手ならワンコーラスの歌唱、モデルならセリフ課題と体型のチェックがあります。面接官にしっかりとPRできるように、入念な準備をしておくようにしましょう。

質疑応答

最後に審査員から質問が来ますので、それに対して答えていきましょう。質問と言っても、審査員から見たあなたの魅力を伝えてくれたりもするので、フィードバックを聞くことを恐れずに。

オンラインオーディションの注意点や疑問点

初めて、オンラインオーディションを受けられる方もいると思いますので、注意点や疑問点を解説していきます。

まずは、Zoomなどを使う場合は、通信料がかかりますので、Wi-Fiのある環境にいるようにしましょう。また、参加用のURLが当日メールアドレスに送られてきます。それをクリックすることで、Zoomのミーティングに参加できるようになるのです。

次に場所の問題。歌を歌う場合、自宅で歌いたくないという人は多いでしょう。最近は、カラオケや練習スタジオから参加する人も増えてきています。審査は1時間〜2時間ほどなので、カラオケに入ってもそこまで高い料金にはならないはずです。近くのカラオケ店をあらかじめ使ってみて、下調べしておきましょう。その時、Wi-Fiが使えるかも確認しておくことをお忘れなく。

まとめ

ここまでコロナ対策についてご紹介をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?大手の事務所となれば、オンラインでの開催は何も珍しいものではありません。コロナでチャンスが減っているわけでもないので、積極的にオーディションを受けていくと良いでしょう。事務所によっては、何度でも受けていいところもあります。「自分では受からない」と諦めてしまうのではなく、まずはオーディションを受けることが大切です。可能性を自分でつぶしてしまうのはやめましょう。コロナで大変な時期ですが、小さなチャンスもものにして行けたら良いですね。

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