20代から歌手を目指すにあたって大切なポイントをご紹介いたします。

歌手として、10代から華々しく芸能界デビューする方も多い中、「20代になってから歌手になろうとするのは、無謀なのかな？」なんて悩んでいる方もいるのではないでしょうか。結論から言うと、20代からでも歌手になることは可能です。夢を実現するためのポイントを、3つ紹介します。

20代からの歌手デビュー、キーワードは「実力派」

20代からの歌手デビューを目指すのであれば、実力派シンガーを目指すのがおすすめです。人の心に刺さる歌を歌えるかどうかは、年齢によって判断されるものではありません。多くの人の心を揺り動かすような歌が歌えれば、20代どころか、いくつになっても歌手デビューは可能であると言えるでしょう。

実力派シンガーを目指す上で伸ばしたい力は、以下のとおりです。

• 歌唱力
• 表現力
• 作詞力
• 作曲力

10代であれば、将来性と才能だけでオーディションを突破し、その後のレッスンで実力を伸ばしていく！という選択肢もあるかもしれません。しかし20代になると、将来性と才能だけでオーディションに合格することは、非常に難しくなってしまいます。

だからこそ歌唱力や表現力について、基礎からしっかりとレッスンを受けることをおすすめします。声の出し方はもちろんのこと、一つ一つの表現について丁寧に学び、そこに自分らしさをプラスしていくと良いでしょう。

歌手デビューを目指す上で、作詞作曲に関わる能力は必須ではありません。しかし、魅力的な歌詞が書けたり、曲を作ったりできれば、それ自身が自分にとっての武器となります。単純に「歌が上手い歌手」以上の存在として、自身をアピールできることでしょう。

作詞作曲に関するレッスンも、音楽教室やボーカルスクールなどで受けられるケースが多いです。実力派のシンガーソングライターを目指して、ぜひ積極的に受講してみてください。

前向きな気持ちで努力を続けること！

20代から歌手を目指す方は、実は決して珍しくはありません。しかし実際に歌手として芸能界デビューできるのは、その中のほんの一握りの人。決して簡単な道のりではないでしょう。

そんな一握りの存在になるためには、自分自身の精神状態も非常に重要なポイントとなります。具体的には、以下を意識してみてください。

ポジティブに努力すること

歌手デビューするためには、さまざまな努力が必須となります。厳しいレッスンを受ける必要もあるでしょうし、オーディション結果に涙することもあるかもしれません。そんなとき、できるだけポジティブな気持ちで日々の努力を積み重ねられる人の方が、優れた結果につながりやすいと考えられます。

日々同じレッスンを受けたとしても、「よし！頑張ろう！」と思って取り組む人と、「どうせ駄目だろう…」と思いながら行う人とでは、得られる成果は大きく変わってくるはずです。

たとえオーディションで残念な結果を受け取ったとしても、不合格の事実だけをネガティブに捉える人よりも、「今回は不合格だったけれど、こんなところを評価してもらえた！」と前向きに捉えられる人の方が、その後の成長につなげられます。

努力が結果につながらない時期には、ついネガティブな気持ちに囚われてしまいがちですが、できるだけポジティブに日々を過ごすことができれば、より大きく成長できることでしょう。

他者の意見は素直に受け入れること

20代になると、ある程度の社会経験を積んだ方も増えてくるでしょう。そこで生まれてくるのがプライドです。自身のスキルにプライドを持つことは、決して悪いことではありません。しかしそれが原因で、他者からのアドバイスを素直に受け入れられなくなっているとしたら、それは大きな問題です。

レッスンやオーディションを受けたときには、指導者や審査員から厳しい指摘を受けることもあるかもしれません。こんなときには、ぜひ素直な心で受け入れてみてください。

他者からの意見は、自分自身をより大きく成長させてくれるもの。一つ一つを大切にしましょう。

決してあきらめないこと

年代に関わらず、「歌手としての才能を認められ、大した苦労もしないまま芸能界デビューする」というケースは、非常に稀です。多くの場合、苦しい時期を乗り越えて、デビューというチャンスをつかむことになります。

だからこそ大切なのは、決してデビューをあきらめない不屈の精神です。オーディションに落ちたとしても、あきらめなければ次のチャンスが巡ってきます。

20代はまだ若く、たとえ歌手になる道をあきらめたとしても、次の道があるでしょう。こうした年代だからこそ、「本気で歌手になりたい！」と思うのであれば、簡単にあきらめない覚悟を決めることが大切です。

オーディション情報はこまめにチェック

20代からでも歌手デビューすることは可能ですが、年齢を重ねるごとに状況が厳しくなっていくのは事実です。

なぜなら、年代に応じて受けられるオーディションの数が、徐々に減少してしまうからです。実際にオーディション情報をチェックしてみると、20代前半と後半でも、受けられるオーディション数が違うことがわかります。

だからこそ大切なのは、今の自分が受けられるオーディション情報を見逃さない！ということです。歌手デビューを目指す上で、オーディションを受けるメリットは以下のとおりです。

デビューできる可能性がある！

オーディションを受ける一番のメリットといえば、やはりこちらです。オーディションに合格すれば、歌手としての活躍の場が広がることでしょう。

歌手オーディションにはさまざまなタイプがあり、自身の目的に合ったオーディションを選択することも大切です。事務所に所属して強力なバックアップを得られることを特典としたオーディションもあれば、即デビューをうたうオーディションも存在しています。

たとえ不合格でも、自身の成長につなげられる

オーディションに参加した結果、残念ながら「不合格」の通知を受け取ることもあるでしょう。しかしこの場合でも、オーディション経験は無駄にはなりません。

オーディションで審査員を務めるのは、これまでに多くの歌手を見てきた実力者であることがほとんどです。そうした人々の前で自身の歌声を披露し、講評してもらえる機会は、決して多くはありません。自分の歌を聞いた審査員がどう感じたのかを知れば、その後の練習に活かすこともできるでしょう。

またオーディションには、歌手志望の方が非常に多く参加します。ライバルたちから刺激を受け、より大きく成長する方も少なくありません。

芸能スクールオーディションなら、学びとチャンスを同時にゲット！

歌手オーディションの中には、芸能スクールに入学するためのオーディションも存在しています。事務所所属オーディションなどと比較すると、合格率が高いことでも知られています。また対象年齢も幅広く、20代以降であっても挑戦しやすいです。

このオーディションに合格したからといって、すぐにデビューにつながるわけではありませんが、歌手としてデビューするために必要な、さまざまなレッスンを効率よく受けられるようになります。また、スクールを通じた仕事のチャンスをゲットできる可能性もあるでしょう。

• 受けられるオーディションがなかなか見つからない
• オーディションに落ちてばかりで、もうどうすれば良いのかわからない…

こんなときには、ぜひ芸能スクールオーディションにも注目してみてください。貴重な20代の時間を無駄にすることなく、歌手になるために必要な知識・技術を身につけていけます。

20代からの歌手デビューは、実力と素直さ、前向きな気持ちで

今回は、20代から歌手デビューを目指す上で大切なポイントを3つ紹介しました。決して簡単ではない道のりですが、「20代だから歌手デビューは無理！」なんてことはありません。地道に努力を続け、巡ってきたチャンスを逃さないことで、歌手デビューできる可能性は十分にあるでしょう。

まずは自身のスキルを磨きながら、受けられるオーディション情報を探してみてください。芸能スクールに所属して学ぶための、芸能スクールオーディションに注目するのもおすすめです。